「ガキでも大人でも頭で分かっちゃいても、心で感じねぇと人間動かねんだよ。」
何かのセリフ?
と思えるような言葉が私の口から出た時、誰も聞いていなかった。
清掃当番
町内の役で公園の掃除当番
私はこの街この地域に移り住んで10年程、
正直まだアウェイ感があり、ホームになりきれていない。
役でなければ、公園掃除も不参加決め込みたいものだ。
それでも役として率先して公園掃除をしていて感じる事があった。
「公園は住宅街と道だけの平凡な世界に混在するちょっとしたオアシスだ。
街の皆が利用するオアシスを清潔に保つことはより街の心を豊かにしてくれる。」
子供達が捨てているお菓子のゴミが散乱している様を見て
「大人だけじゃなくて子供も教育の為にもしたらいいのに。」とのつぶやきが聞こえた
そこで私から冒頭の発言が出たのだ。
頭に教育しても、心からその思考からの行動が結果人の何かに役立ってると感じないと
その動きに熱が入らないのだ。
心から人の役に立てる喜びが実りある誠実性を育んでいくのだ。
清掃だけでなく、人に喜んでもらう思考・言動をとれる成長を心がけたいね。
商売も心で動け
あるチーム内の営業成績を見せてもらった。
実にしっかり分析された表で数字から読み取れる、メンバーの行動が透けて見える。
個別に面談するのだろう。そこで私なりに感じた事がある。
売っているものは何だ?
サービス・知識・商品・仕組み等何でもよい、商材の知識は当然必要だが
それ以上その商材に対する己の思い入れはしっかりとあるのか。
それを利用したり消費する人に本当に喜んでもらいたいのか。
心からすすめられるのか、頭で考えるのは商材の知識や若干の
損得勘定や打算があってもいいが、それ以上に心からすすめられるものかどうかが
大事なんじゃないのか。
自分の心で感じてその商売をする事を決めたのなら、
上手くいかない事を客や人のせいにするのではなく、知識や質を高めたり伝え方を変える等
工夫してその想いをぶつける事にする事だ。
心より損得勘定に傾いた状態で上手くいかないのなら、今すぐ辞めても良いのではないか。
計算だけで大金や権力を手に入れている人もいるが、その幸せは短く決して豊かなものではない。
さあ、自分のその売っている商材と自分の思いについて考え直してみよう。
介護職が続けられる理由
国から餌(報酬)をもらって生きている介護職は、
問題なく働ける無職者(生活保護不正受給者)の人間として生きる為の費用
よりも少ない給料である事つまり国から職業として人間扱いされていない事を
分かっていながらその仕事を続けてこれたのは、
「通い合う心の動きがあるから」に他ならない。
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