「この人何であんな発言、あんな行動に出るのだろうか・・・。」
介護福祉士は元より誰しもが人の言動に違和感や、不思議に思う瞬間はあるもである。
家族・友人・同僚・職場の人・近所の人・習い事・学校の人・ニュースで映る人・関わる人同士・・・
時にその行動が人を傷つけ悲しませる事だったりするかもしれない。
だが知って欲しい・・・
なぜ、そこまでの行動を起したのかには理由がある。きっかけがある。
自尊心を傷つけられた。騙された。自由を奪われた。
その人が最も大切にしているものを触れられた時、壊された時に破壊的な行動に出る。
逆にその人が最も大切にしているものを大事にされた時、敬意を示された時はどんな感じになるだろう。
そもそもその人が大切にしている事は何だろうか。
介護福祉士には最低限その人のその「核」を知る必要がある。知らねばならない。知る努力をせねばならない。
「あの人認知があるからなぁ。」と簡単に済ませるのは如何なものだろうか。
「職員への暴力行為有り。」安易に向精神薬で動く気力を奪うのは如何なものだろうか。
今その人は、頭の中に描かれている世界のどこを見ているのか。そこを知らねばならない。
「なぜなぜなぜ?」をとことん追求していけば、
自分が表現を受け取るその前に何かから誰かから、何かを受け取ったその人がいるのが分かるはずである。
悪意がない伝えであっても、受け手の核に触れれば過敏に反応し、ものは良くもなり悪くもなる。
伝え方受け取り方の元をたどれば何の問題もないものなはず。
差別も戦争も何の問題もなかったものの姿や形への、品曲がった己の価値観から始まったんじゃないのかと思う。
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